自宅に戻ってからは壮絶でした。旦那さんが出勤してから帰宅するまで一人で双子のお世話。今まで身近に赤ちゃんがいたこともなかったし、初めての子で、泣き声を聞くのがこの時は辛かったです。まだ一人だけの時はいいのですが、同時泣きになると手におえませんでした。ずっと二人で泣き続け、でも首も座っていないので一人ずつしかあやせない。交互に抱っこしてもお互いの泣き声に反応してなかなか泣き止みませんでした。本当に同時泣きになるのが恐怖でした。今考えれば、一人別の部屋で寝かしつけてからもう一人あやすという方法しかないとわかるのですが、その時は一人を泣かせ続けるのが可愛そうでできませんでした。
旦那さんの次の日の仕事に支障がでるといけないので、夜中も基本は私一人で授乳しました。一人が泣くと大体もう一人も起きるので、同時授乳になることが多かったです。一人は私が、もう一人はセルフ授乳できるクッションに哺乳瓶をセットして授乳。この方法だと泣かせ続けなくてよいのですが、途中ゲップさせるタイミングを逃して飲みきってしまうとよくミルクを吐いていました。そしてミルクを飲み終わると寝かしつけ。ミルクを飲みながら寝てくれる時もありましたが、寝てくれない時と半々でした。より眠たそうにしている方を電動ゆりかごへ、もう一人は抱っこでゆらゆら。大体30分ぐらいで寝てくれていたように思います。夜中は私が授乳していましたが、旦那さんも泣き声で起きてしまい睡眠不足状態でした。耳栓をして一番子供部屋から離れた部屋で寝ると起きなかったみたいですが、やはり睡眠の質は落ちていたと思います。
毎日睡眠不足と日中一人で双子をみないといけないという不安とで、すぐに精神的にきつくなってきました。誰かと会話できるのは、旦那さんが帰ってきて数時間だけで、そこもしんどかった点です。実家にいた時は話し相手がいたので、会話することで気分転換になっていたんだなと気付きました。
そんなこんなで、自宅に戻って1週間ほどで両親と旦那さんの友人に数時間手伝いに来てもらうことになりました。週の半分ほどは手伝ってもらっていましたが、それでも私の気持ちはどんどん沈んでいきました。食欲もなく、なぜか涙がでてくることもありました。2ヶ月検診のときに産後鬱の傾向が強いから、実家に戻れるならもう一度戻ったほうがいいと言われ、再度実家に戻ることになりました。旦那さんには申し訳なかったのですが、このままでは本当にだめだ、限界だと思っていましたし、最後の方は旦那さんにも夜の授乳をお願いして睡眠時間を削ってもらうような状況だったので、相談する前に実家に帰るという気持ちは固まっていました。旦那さんも私が帰ると頑なだったので了承してくれました。
再度、実家に戻ってからのことは次回書きます。